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離婚裁判が不成立に|その後の流れや対処法とは

離婚の方法には、協議離婚、調停離婚、裁判離婚の3種類があります。

一般に、夫婦間の話し合いによって離婚を行う協議離婚による場合がほとんどですが、夫婦間の話し合いができない場合には調停離婚や裁判離婚に移行していくこととなります。

今回は、これらの離婚方法のうち、離婚裁判が棄却となった場合のその後の流れや対処法について解説していきます。

離婚裁判とは

夫婦が離婚する場合、上述の通り、通常は夫婦間の協議によって離婚手続が行われます。

もっとも、夫婦の一方が協議に協力しない場合や、協議を行ったけれども合意に至らないという場合には、当事者が調停を申立てます。さらに調停でも合意に至らなければ、訴訟提起によって離婚裁判に移行することとなります。

離婚裁判では、当事者双方が自身の主張を行い、それを基礎づける事実についてしっかりと立証していくことが求められます。

離婚裁判の流れ

離婚裁判は以下のような流れで行われます。

 

⑴離婚裁判の申立て

⑵第1回期日の指定と、期日呼出状・訴状の送達

⑶答弁書の提出

⑷口頭弁論期日

⑸証拠調べ

⑹判決の言い渡し

⑺控訴(必要に応じて)

⑻離婚届の提出

離婚裁判が棄却された後の流れや対処法

判決の内容に不服がある場合、当事者は控訴をすることが可能です。

控訴は判決書の送達から2週間以内に家庭裁判所に提出しなければなりません。

控訴が受理されると、高等裁判所において改めて離婚事由などに関する審理がされ、判決が出されます。

 

控訴審判決にも不服がある場合、当事者はさらに上告を行うことができます。

上告が受理されると、最高裁判所において審理がされることとなります。

最高裁判所においても棄却判決が出た場合、判決は確定します。

もっとも、棄却判決後、夫婦が長期間別居したなどの新事情がある場合には、再度離婚請求訴訟を提起することができる可能性もあります。

離婚・相続等の家事事件は品川ユナイテッド法律事務所におまかせください

今回は、離婚裁判が棄却となったその後の流れや対処法について解説していきました。

品川ユナイテッド法律事務所には、家事事件(離婚・相続)に詳しい弁護士が在籍しております。

お困りの方はお気軽に一度ご相談ください。

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資格者紹介

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大村 典央(おおむら のりお)

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  • 第三次大崎事件再審弁護団所属(日本弁護士連合会委嘱委員)
  • SBS(揺さぶられっ子症候群)検証プロジェクト所属
  • 元IPJ(Innocence Project Japan)委員
  • 第二東京弁護士会弁護士業務妨害対策委員会幹事

勤務弁護士

金本 忍(かねもと しのぶ)

  • 第二東京弁護士会所属

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